映画とキャリア

【夢を叶える】映画ラ・ラ・ランドからみる~夢を叶えるには~

ラ・ラ・ランド キャリアのヒント表題
ネタバレ注意!!
記事中では、映画の内容に触れることがあります。

【夢を叶える】映画の中の“夢を叶える”ためのヒント

「La La Land」2016年、126分、アメリカ

ミアとセブ2人とも夢を実現させているので、この映画から、夢を叶えるヒントを得ていこうと思うのですが、いかんせん、華やかさの中に、はかなさとか、切なさを表現してるように感じる映画だけあって、取り上げるのが難しい…。夢追い人の光と影。どんなに努力しても、実力があっても、チャンスを掴み取れなかった人の方が、圧倒的に多いし、そんな夢破れた、かつての夢追い人に対する、慰めにも似た気持ちが込められてる映画でもあると感じるからです。

気を取り直して、夢と目標の違いをここで、定義しておきたいと思います。

まず、それぞれの言葉を広辞苑で調べてみました。夢「将来実現したい願い。理想。」、目標「目印。目的を達成するために設けた目当て。」だそうです。夢は、願いや理想ということで、実現できるかどうか不確実なのに対して、目標は、目的を達成するために設けた目当てですから、実現しやすい、より実現可能なものと言えそうです。そこで、

夢と目標の違い

夢=将来、実現したい願いや理想のことで、叶えるには、実力だけでなく運やタイミングなども必要なもの。
目標=目的を達成するために設けた目当てや目印のことで、達成には、ある程度の実力があれば可能なこと。

このように定義しておきたいと思います。
そう考えると、ミアの“女優になる”は、限りなく夢に近く、セブの“ジャズを演奏できる自分の店を持つ”は、夢と目標の間あたりで、セブの“バンドが有名になって、全米ツアーに出る”方が、より夢に近いようですね。(一般的には“夢が叶った”といわれるような成功が、その人にとって幸せとは限らないという所がミソ。“幸せの価値観”は、人それぞれなのです)

それでも夢を叶えるには!

チャンスを作り出す

ラ・ラ・ランドシーン1出典:映画『ラ・ラ・ランド』公式サイトより

ミアは、大学を中退して、撮影スタジオ内にあるカフェでアルバイトをしながら、6年間、オーディションを受けまくっていました。それ以外にも、気が進まなくてもパーティーにも、顔を売りに出かけなくてはなりませんでした。チャンスを掴むために、できうる限りの努力をしてきたのでしょう。しかし、それまでは、女優を目指す、その他大勢と同じことをやっていただけなのかもしれません。

けれど、ミアはチャンスを掴むために、チャンスを作り出していました。
幼い頃から、女優の叔母と、映画を観ては脚本をつくって遊んでいたミアは、脚本を創る力をもともと持っていて、その力と組み合わせて、自分でできるひとり芝居の脚本を書き、プロデュースし、時間をかけて準備しました。夢に近づくために、チャンスを作り出したのでした。

チャンスは、振り子のよう

ラ・ラ・ランドシーン2出典:映画『ラ・ラ・ランド』公式サイトより

夢を叶えるためには、実力を高めるためだけでは成功しません。運とタイミングが必要です。

チャンスは、目の前をすり抜ける振り子のようなものです。そして、その振り子が目の前をすり抜ける瞬間がタイミングです。そもそも、それがチャンスだと気づく必要がありますし、また、チャンスが目の前に現れたら、いつでも、それを掴む準備をしておくことが必要です。ミアがチャンスを掴めたのは、あのタイミングだったのでしょう。そういった意味では、ミアとセブが互いをパートナーとして、それぞれの夢を叶えることは難しかったのかもしれません。

ただ、ミアの才能を信じ、自分で脚本を作り演じることが出来ると、背中を押して支えたのは、他でもないセブでした。
夢を追うのに、それを支えてくれる人、夢をあきらめかけた時に励ましや希望をくれる人、チャンス与えてをくれる人、チャンスが現れた時に背中を押してくれる人、評価し引き揚げてくれる人、などがいます。これほどまでに、自分以外の“人”がいなければ、夢を叶えることは難しいのです。人との縁を大切にすることは、夢を叶えること以上に、大切なことなのかもしれませんね。

夢追い人を続けるか、卒業するか

ハリウッドサイン写真

夢追い人を続けた先に…

夢を叶えるために、必要な要素として、これまで見てきた要素と、諦めないことが、最も重要です。
また、諦めずに、チャンスを作り出し続けること、チャンスを選び出す能力やセンスを磨き続けることが必要かもしれません。

夢追い人をどう卒業するか

すべての人を応援したいから、これを書くのは本当につらい。でも、一緒に考えておきたいです。

日本将棋連盟のプロ棋士の養成機関である、新進棋士奨励会には、次のような年齢制限があります。年齢制限 満21歳(2002年度以前の奨励会試験合格者においては満23歳)の誕生日までに初段、満26歳の誕生日を迎える三段リーグ終了までに四段に昇段できなかった者は退会となる。 ※延長して在籍できる条件あり
引用:Wikipediaより

厳しい世界ですね。
それでも、年齢制限を設けているのは、人生を無駄にしないようにということなのでしょう。

天才に出会い「ああ、叶わない」と気づければ、自分で卒業を決められるのですが、それに気づけないことも多いです。また、夢を追っているなか、卒業を念頭に置く必要はないですし、そもそも、自分の可能性を信じられなければ夢を叶えることは難しいでしょう。

夢追い人を卒業する時は、諦めた時でもあります。
先の例に出てきたように、本当の天才に出会ってしまった時、生活を維持するための仕事を選ばなければならない時、夢を追うことに疲れてしまった時、突然の変化から夢を諦めなければならない時もあるでしょう。気持ちに折り合いをつけるには、全力でやりきったけれど、ダメだったと思える時が、その時なのかもしれません。本物を見抜く目を持つ人の評価を受けることも、諦めるきっかけを作れるかもしれません。

ミアとセブから学んだ、夢を叶えるには

~夢を叶えるには~ まとめ

(1)チャンスを作り出す
(2)チャンスが巡ってきたら、躊躇なく掴む
(3)諦めない

多くの人が死の直前、人生を振り返り、後悔があるとすると「あの時、たとえ失敗したとしても、やっておけばよかった」という思いなのだそうです。けれど、人生に悔いを残さないよう、全力で取り組んで、自分を出し切ったと思えるぐらいまでやっておければ、“その時”が訪れた時に悔やまずにすむのかもしれません。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

こころの種:打ちひしがれても 立ち上がり 前を向く
また朝が来れば 新しい日だから

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