映画とキャリア

【自己分析】映画 Life !からみる~自分の仕事の真価~

Life!ヒント
ネタバレ注意!!
記事中では、映画の内容に触れることがあります。

【自己分析/自己理解】自分の仕事の真価を知っていますか?

「THE SECRET LIFE OF WALTER MITTY」2013年、114分、アメリカ

自分の仕事が、市場でどのような価値があるのかを知っていますか?
この問いが主に問われるのは、転職、あるいはリストラなどのため、次の仕事を探す時だと思われます。この映画の主人公 ウォルター・ミティ(ベン・スティラー)もリストラのため、自分と向き合わざるを得ませんでした。
しかし、次の仕事を探す際に、リストラなどにより、失意や悲しみが大きいと、それまでのご自身の仕事を過小評価してしまうことが多いのです。幸い、ウォルター・ミティは、後ろ向きな自分を変えたことで、周囲からの評価に気づき、本来の自分と自信を取り戻していきました。それでは、自分を正しく理解するには、どうすればよいのか、この映画からどんなヒントが読み取れるのか、一緒にみていきましょう

自分の市場価値を検討する、3つのポイント

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1)客観的にみる

客観的な指標として代表的なものとして、年収や資格、業績や達成したことなどが挙げられます。こういった、数値などで表すことができるものは、もちろん客観的な指標のひとつと言えます。
ただし、客観的に自分のキャリアを振り返る際に、もっとも重要なことは、ネガティブな感情をできるだけ抑えることです。
先ほども述べましたが、ネガティブな感情で自分のキャリアを振り返っても、「誰にでもできる」、「たいしことはしてこなかった」など、自分のことになると、後ろ向きな評価しか出てこない方がほとんどです。
これまで、「どんな信条をもって仕事に取り組んできた」のか、「何をモットーに仕事をしてきたのか」を軸に、仕事で経験したこと、上司にほめられたこと、顧客に評価されたことなどを、思い出してみましょう。

2)理解してくれている他人に評価してもらう

どう考えてもネガティブな自己評価しか出てこない時は、自分のことや自分の仕事ぶりを良く知る人に、評価してもらうことです。映画の中でも、ウォルターの母は、実に、とてもよく彼を理解しており、フォローするだけでなく、ショーン・オコネル(ショーン・ペン)の評価を伝えていました『あなたはLifeを本当に理解しているって。あなたは、彼の相棒よ。写真が人々の共感を得たのは、あなたの頑張りのおかげだと、彼は言っていたわ』と、自分の仕事ぶりを見てくれている人は居るのです。そう、自分よりも、ずっとよく!
このように、第三者の評価は、非常に大切です。文字通り、客観的な評価に他ならないからです。

3)ものさしは、自分で決めてもいいのでは?

これまで、自分のキャリアの市場価値みたいな話をずっとしてきて、恐縮なのですが、「この映画が言いたかったこと」って、これじゃないかなと、何度観てもそう感じます。
欧米において、成功的キャリアは、「経験を積み、次のキャリアのため、新たな経験ができるフィールドを求めて、転職し、そのたびに年収があがる」というパターンです。当然、ウォルターのように同じ仕事を16年間し続けるのは、このパターンには、当てはまりません。しかし、そのウォルターのような生き方を“人生の神髄”だと、言わしめています。つまり、市場価値を含めた、他人の価値観(ここで例に挙げたような、欧米型 成功的キャリアや、日本的な同じところで長く勤めることを良しとする考え)で、自らの仕事を比較しても、自らの“幸せ”は測れません。ある程度、人生を重ねたら、市場価値で真価を決めるのではなく、自分なりのものさしで、仕事の本当の意味や意義を決めてもいいのでは?自分のために、こつこつと働くことは尊いと伝えているようにも感じます。

ウォルター・ミティが教えてくれたこと

Life!オフィシャルサイトより出典:映画「Life!」オフィシャルサイトより

卑屈になったり、自己を卑下したり、他人の基準でしか自己と向き合えないと、人は苦しくなります。自分を解放し、自分を見つめ直した時、仕事の真価や、家族を含めた、本当に大切なものに気づいたのでした。

こころの種:楽しめ! 父より
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