映画とキャリア

【新入社員/新人】プラダを着た悪魔 からみる~できる新人になるには①~

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ネタバレ注意!!
記事中では、映画の内容に触れることがあります。

【新入社員/新人】映画の中の“新しい仕事”へのヒント

「THE DEVIL WEARS PRADA」2006年、110分、アメリカ

今回は、主人公であるアンドレア・サックス=アンディ(アン・ハサウェイ)にフォーカスします。実際には、その仕事に必要な、知識とスキル(=技術)は、共通する部分はあっても、どのような職種に就くのかによって異なってきます。そのため、ここでは、「新人として、どういった心構えで、仕事に向かっていけばいいのか」といったようなヒントを探ってゆきたいと思います。

それにしても、劇中、経験(就業上のキャリア)を積むことの重要さと難しさが描かれていましたね。恋人のネイトも、友人のダグ、リリーも下積みなどから、経験を積み上げていっているようで、日本以上といった所。この“経験”につきましても、ぜひ、別な機会にお話ししたいと思います。

ミランダ(メリル・ストリープ)は、パワハラじゃないの?と、危惧する方もいらっしゃるかもしれません。
もちろん、コメディですから、かなりデフォルメされているのも確かです。しかしながら、欧米では、雇用契約上、家族への対応を企業と詳しく取り交わす場合もあるようです。これは「家族の心配があったら、仕事で最高のパフォーマンスを発揮できないでしょう」といった配慮からのようです。こういった文化的、慣例的違いを理解した上で、ヒントを探る必要はありそうですね。自戒を込めて…

【新入社員/新人】まずは、努力を惜しまない

さて、先ほども、申し上げたように、新しい仕事をする時は、どんな仕事であっても、その仕事を遂行するのに必要な、知識とスキル(=技術)を習得することが必要です。研修やOJTなどの機会があれば、その中で不明な点は質問し、教えられたことはメモを取り、まずは、新人として求められてることが、ひととおりできるように準備します。そして、惜しまず努力することです。ナイジェル(スタンリー・トゥッチ)に訴えるシーンでは、

彼女(ミランダ)に嫌われてる。私がちゃんとやっても、認めない。

と、言うのに対して、ナイジェルは「じゃあ、やめろ。代わりは5分で見つかる。愚痴並べるだけで努力してない、甘えるな!」と、突き放します。アンディは、それに応えるように、自身のファッションへの意識から、仕事の取組み姿勢まで、生まれ変わったように、仕事に(というか、ミランダの要求に)食らいついてゆきます。

「あの~、努力の他に、どんなことが必要でしょうかねぇ…」

価値観を合わせる

はじめ「大理石をピンヒールでコツコツいわせて、~」と言っていたアンディが、ファッションを変えていったのも、ハイファッションが似合うようにダイエットをしたのも、周囲の価値観に合わせたからに違いありません。その業種や職種で共通する価値観や理念を大切にせずに、そこで周囲と協力的に仕事をしてゆくことは不可能です。ましてや、アンディは新人です。「まずは、話はそこからだ」ではありませんが、共有する価値観を合わせられなければ、話も聞いてもらえないことでしょう。周囲に受け入れられるためには、共有する価値観を理解し、それに合わせることも必要だったのです。結果的に、周囲のアンディに対する評価も変わっていきました。

キーパーソンを味方につける!教えを乞う!

さて、こういった価値観を含めてその仕事を理解するのに、できそうなことは何でしょう?
序盤では、ガッバーナ(恐らくドルチェ&ガッバーナ伊を代表するブランド)のスペルも分からなかった(ことを恥ずかしいとも気付いてない!)アンディも、第1アシスタントであるエミリー(エミリー・ブラント)に仕事のやり方を教えてもらっていました。また、ナイジェルには、雑誌“ランウェイ”の価値から、ファッションの基礎、ミランダが口をすぼめたら~のような、“暗黙の了解”まで、教わっていましたね。まずは、キーパーソンを見つけましょう。それは、あたなにとっては教育担当、メンター、直属の上司かもしれません。できれば、キーパーソンを味方につけ、教えを乞うことです。また、自分自身が仕事に慣れてきたら、そういったお世話になった方々へ、仕事でお返しすることも忘れてはいけません。体調不良でパーティーの招待客を忘れてしまったエミリーに、助け船を出していましたよね。そのミランダから信頼を得るエピソードは、後にアンディにつらい決断をさせますが…

相手の期待を上回る

ミランダの指示でデザイナーの元へ赴く際には、そのデザイナーのブランドバッグを携えて訪問するような気遣いも忘れません。
ボスであるミランダに対してだけに限らず、一緒に仕事をする相手、あるいは顧客、を思い、期待以上の気遣いや結果が出せるようになる頃には、あなたも“エミリー”を卒業していることでしょう。

そういった対応ができるようになるには、相手が自分に何を期待しているのかを予測する必要があります。一番簡単な方法は、相手の立場に立って、望むことは何か考えてみることです。そして、相手の期待以上のことができれば、相手は満足することでしょう。もし、相手の期待が分からない時、それを知る手っ取り早い方法は、相手に聞くことです。

アンディが教えてくれたこと

こころの種:ただ方法を知りたいの。どうすれば、もっと…

「え?このセリフ?」と、思った方もいらっしゃるかもしれません。ナイジェルに愚痴った後の発言です。
ですが、この瞬間から、“与えられる仕事をきっちりこなすだけ”から、“自分がどうすれば仕事をよりよくできるのか”と、仕事を能動的に受け止めた=意識が変わった、その瞬間の言葉です!!

こういう、がむしゃらに仕事に向き合う時期が、長い人生の一時期にあっても、よいと思うのです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

プラダを着た悪魔<特別編> [ アン・ハサウェイ、メリル・ストリープ ]
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