映画を楽しむ

【レビュー・感想】ユー・ガッタ・メール

yougotmail

映画のあらすじ

「YOU’VE GOT MAIL」1998年、119分、アメリカ

顔も名前も分からな男女が、インターネット・メールで知り合い、ちょっと気になる存在だった相手が商売敵だったので、さあ大変。メールのやり取りを通じて、やがて惹かれあい仲を深めていく、大人のラブコメディー。

映画のみどころ

ダイヤルアップの接続音に時代を…

この記事を書いているのは、2019/6なので、ざっと20年近く前の映画ということになります。当時を知る身としては、オープニングのCG(?)や、インターネットに接続するダイヤルアップ音に懐かしさがこみ上げてきますね。大好きな映画なので、何度も観ているのですが、不思議と映画としての古さは感じさせません。

恋愛と同じ

スマホで常に繋がっている今とは違い、帰宅してPCを起動してインターネットに接続しないと、相手のメールを確認できません。このもどかしいさは、冒頭の様子でも、とてもよく表現されています。互いに同棲(半同棲?)しているパートナーに隠れて、相手からのメールを楽しみに待つ様子が描かれています。

お気づきになりましたか?
相手を知りたい、でも…。相手に近づきたい、でも…。そのうち、もっともっととエスカレーションしていく感情は、まさに恋愛と同じですよね。この誰しもが知っている、恋したてのドキドキ感やわくわく感に似た感情から、冒頭から強く引き込まれ、極上の恋愛映画になっているのだと思います。

季節と心情の移り変わり

NYという大都会での暮らしや季節の移り変わりと同調するように、2人はメールのやり取りを通じて、心情も移り変わってゆきます。
メールのやり取りを、それまで、まるでビジネスメールを処理するように、楽しみながら軽快に返していたジョー(トム・ハンクス)。それは、敵対するキャスリーン(メグ・ライアン)をビジネス上、追い詰めることをなんとも感じていなかったジョーをよく表しています。メール相手として初めて待ち合わせたカフェに、他人を装いキャスリーンの前に現れたジョー、キャスリーンから思いもかけない冷たい言葉をかけられ傷つきます。その間合いといい、演技といい!それまでのコメディとしての演技との落差から、本当に深く傷つたことが伝わってきます。結局、メール相手が自分であることを名乗り出ることができなかったジョーは、キャスリーンに何と言ってメールを返せばいいか、悩みに悩んでメールを返します。その姿から、ジョーの何かが変わったのだとわかります。この、変わった自分をキャスリーンに受け入れてもらえるよう、言葉だけではなく、行動で示そうとするジョーの姿に心動かされました。

恋人に限らず、人との交流って、こうだったよねと気づかせてくてくれる何かがあります。
いつの間に、こんなに人と深く関わるのことが臆病になってしまったんだろうと思わずにはいられません。深く関わるからこそ、互いに理解し合えることはたくさんあるのですけどね…

あと、ロミオとジュリエットじゃないけど、敵対し合う~ってシチュエーションも、恋を盛り上がらせる要素ですから、恋愛映画としておもしろいこと間違いなし!

おすすめ

古い映画ですが、純粋に恋愛映画を明るく楽しみたいという方必見です!!最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。

ユー・ガット・メール 特別版 [ トム・ハンクス、メグ・ライアン ]
created by Rinker

キャリアのヒント >>

おすすめ恋愛映画01
【胸キュン】おすすめ恋愛映画(クラシック)3選【胸キュン】おすすめ恋愛映画(クラシック)3選 今回、選んだ恋愛映画は、1993年~2005年の作品のため、「もはやクラシックか?」と...